「英語で自己紹介って何を言えばいいの? 」とお子さんに質問されて困った経験はありませんか?
2020年度以降、小学3年生から6年生の英語教育が必修化され、以前より英語に触れる機会が増えてきました。
しかしいざ「英語で自己紹介しよう」と言われても小学生はもちろん、大人でも何を言ったらいいか戸惑ってしまいますよね?
この記事では、小学生が英語で自己紹介するとき参考になる例文と、内容を考える際に役立つワークシートの作成ポイントをご紹介します。
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もくじ
小学生が英語で自己紹介するときの例文
小学生になって初めて英語を勉強するお子さんにとって、英語で自己紹介をするのはとてもハードルが高いことです。
そこで筆者は、まずお子さんと一緒に簡単な例文をそのまま声に出して読んでみることをおすすめします。
理由は次の2つです。
- 繰り返し声に出して読むと、英語に慣れて苦手意識が少しずつなくなる
- 例文の英単語を自分が言いたい言葉に置き換えるだけでオリジナルの自己紹介を作れる
それでは早速、簡単な英語の自己紹介例文を見ていきましょう!
簡単な英語の自己紹介例文
Hello.
(こんにちは)
Nice to meet you.
(はじめまして)
I am Yukiko. Please call me Yuki.
(私はユキコです。ユキと呼んでください)
I am 7 years old.
(私は7歳です)
I live in Tokyo, and go to 〇〇 primary school.
(私は東京に住んでいて、〇〇小学校に通っています)
My family members are my father, mother, and I.
(私の家族構成はお父さん、お母さんと私です)
I like football.
(私はサッカーが好きです)
I am optimistic and friendly.
(私は前向きで人懐っこい性格です)
I want to be a YouTuber.
(私はユーチューバーになりたいです)
Thank you.
(ありがとうございました)
自己紹介の内容とフレーズごとの言い回し例
前項で紹介した例文の全てを自己紹介に含める必要はなく、逆にもっと内容を増やしても構いません。
日本語で会話しているときのことを思い出しながら、お子さんと一緒に伝えたい内容を考えてみてくださいね!
さてここからは、英語での自己紹介に入れやすい内容や言い回しをフレーズごとにご紹介します。
最初の挨拶
まず最初は「Hello.(こんにちは)」「Hi.(やぁ)」などの挨拶から始めましょう。
日常会話でも使えるフレーズなので、覚えておくと便利ですよ!
また文末にeveryoneという英単語を加えて「Hi, everyone.(やぁ、みんな)」にすると、よりフレンドリーな響きになります。
名前・ニックネーム
挨拶のあとは名前を言います。
例文の「I am 〇〇.(私は〇〇です)」の他には、「My name is 〇〇.(私の名前は〇〇です)」という言い回しも可能です。
ちなみに「I am」(アイアム)は「I’m」(アイム)という言い方でも問題ありません。
前項の例文では下の名前だけを言っていますが、もちろんフルネームでも大丈夫です。
初めて英語を学習するお子さんは、英語でフルネームの言い方を知らないことがあります。
事前に「英語でフルネームを言うときは、名前→苗字の順で言うんだよ」と教えてあげましょう!
加えて名前を伝えた後に呼んでほしいニックネームを「Please call me 〇〇.(〇〇と呼んでください)」と言うと、相手との距離がグンと近づきます。
年齢
続いて年齢は、〇の部分にお子さんの年齢を入れて「I am 〇 years old.(私は〇歳です)」と言いましょう。
年齢も日常会話で聞かれることが多いので、言い回しを覚えておくと会話がスムーズに進みます。
出身、通っている学校の紹介
次に出身地は「I am from 〇〇.(私は〇〇出身です)」や「I came from 〇〇.(私は〇〇から来ました)」などの言い方があります。
また今通っている学校の紹介をするときは、「I go to 〇〇 primary school.(私は〇〇小学校に通っています)」や「I study at 〇〇 primary school(私は〇〇小学校で勉強しています)」と言いましょう。
小学校のクラスなどで自己紹介する場合は、幼稚園(保育園)の名前を紹介しても面白いかもしれませんね!
家族構成の紹介
補足情報として自分の家族を紹介してもいいでしょう。
伝えるときは、「My family members are 〇〇, 〇〇, and I.(私の家族構成は〇〇と〇〇と私です)」という言い方や、〇に家族の人数を入れて「There are 〇 people in my family.(私は〇人家族です)」でも大丈夫です。
また家族構成では、「mother(母)」「father(父)」「brother(兄・弟)」「sister(姉・妹)」「grandmother(祖母)」「grandfather(祖父)」などの単語がよく使われます。
趣味
趣味を自己紹介に入れると、聞いている人との距離が近づくきっかけになるのでおすすめです。
伝えるときは「I like 〇〇.(私は〇〇が好きです)」と言ってみましょう!
少し難しい言い方だと「My hobby is 〇〇.(私の趣味は〇〇です)」という言い回しもあります。
ちなみにスポーツをしたり楽器を弾くことを伝えたいときは、〇〇の前に「playing」を入れて「I like playing 〇〇.(〇〇することが好きです)」という言い回しが可能です。
また〇〇の部分に、好きな食べ物や芸能人の名前を入れても面白い自己紹介になりますよ!
性格
続いて自分の性格は「I am 〇〇.(私は〇〇な性格です)」と表現します。
たいてい「明るいけど負けず嫌い」など性格は1つだけではないので「I am 〇〇 and 〇〇.」と、2つ組み合わせるとより伝わりやすい自己紹介に!
性格を表現する英単語には、Curious(好奇心旺盛)、Optimistic(前向き)、Kind(親切)、Gentle(優しい)、Shy(恥ずかしがり屋)などがあります。
お子さんだけでなく、家族みんなの性格について話しながら考えてみるのも楽しいかもしれませんね。
将来の夢
あとは将来の夢を入れてもユニークな自己紹介になります。
〇〇の部分に職業名を入れて「I wan to be a 〇〇.(私は〇〇になりたいです)」と伝えましょう。
ちなみに小学生男子に人気の職業は、警察官(Police officer)、サッカー選手(Football player)、野球選手(Baseball player)、消防士(Firefighter)など。
また女子では、パティシエ(Pastry chef)、芸能人(Entertainer)、看護師(Nurse)、医者(Doctor)といった職業が人気です。
おわりの挨拶
最後は「Than you.(ありがとう)」と言って自己紹介を締めましょう。
感謝の気持ちを伝えると同時に、「自己紹介はこれで終わり」という合図になるので覚えておきたいポイントです。
さらに文末にfor listeningを付けて「Thank you for listening.(聞いてくれてありがとう)」と言うと、より丁寧な表現になります。
小学生が英語の自己紹介するときに役立つワークシート
ここからは、知っておくと自己紹介作りがスムーズに進むワークシートの作成ポイントを見ていきましょう!
ワークシートとは伝えたい内容を書き出して、自己紹介の準備をする作業用紙のこと。
紙に書き出すことによって、じっくりと内容を考えられます。
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ワークシートの作り方
最初に、挨拶・名前・年齢など基本的な項目を書きましょう。
そしてどんな内容がいいか迷ったら、筆者は「とにかく好きなことを盛り込む」ことをおすすめします。
理由はお子さん自身が「相手に伝えたい」という思いが強いので、聞いている人にも気持ちが伝わりやすいからです。
まずは日本語でたくさん書き出して、自己紹介に入れたい項目をピックアップしましょう。
そして項目が決まったら、日本語の下に英語を書けばワークシートが完成します。
作った英語例文で小学生が自己紹介する時の3つのポイント
ワークシートが完成したら、実際に人前に立って自己紹介をするときの話し方も工夫してみましょう。
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ポイント①:笑顔
作った英語例文で小学生が自己紹介する時のポイント1つ目は、笑顔で自己紹介をスタートさせること。
豊かな表情で話しかけると自然と相手も笑顔になるので、お子さんと一緒に笑顔で話す練習をしましょう。
ポイント②:アイコンタクト
作った英語例文で小学生が自己紹介する時のポイント2つ目は、聞いている人の目を見て話をすることです。
言葉だけで自己紹介するよりも気持ちが伝わります。
ポイント③:ジェスチャー
作った英語例文で小学生が自己紹介する時のポイント3つ目は、ジェスチャーです。
ジェスチャーには
- 言葉のイメージが伝わりやすくなる
- 聞く側が目でも自己紹介を楽しめる
といった利点があります。
最初の挨拶の時に「Hi.(やぁ)」と手を振る簡単なジェスチャーから始めてみるのもいいでしょう!
小学生が英語で自己紹介するときに覚えておきたい例文・ワークシートまとめ
この記事では、小学生が英語で自己紹介するときの例文とワークシート作成のポイントを解説しました。
まずはお子さんと一緒に例文をおさらいして、お子さん自身のワークシートを作ってみてください。
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