「学年」は英語でなんて言う?日本とアメリカの違い,1年生,他学年などの表現を紹介

英語で「学年」を聞かれ、どのように返答しようか困ったことはありませんか?

アメリカと日本では学校教育の仕組みが違います。

違いを理解していないと、「学年」の話をしてもしっかりと伝わりません。

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今回は、アメリカの学校教育の仕組みを説明し、その上で「学年」を英語でどう表現するのかを説明していきます!

 

監修者はこんな人

大久保 光

大久保光

・TOEIC950点/英検1級/中高英語教員免許あり

・オンライン英会話で英会話独学に成功

・英語塾を3年経営

・神戸市外国語大学卒

アメリカにおける学校教育の階層と年数

ネイティブと「学年」に関する会話をする際、アメリカと日本では学校制度の違いがあるために呼び方が全く違うことを覚えておきましょう!

年齢

日本

アメリカ

学校

学年

学校

グレード

5歳まで

保育園 or 幼稚園

年少・年中

Pre-school (Pre)

6

年長

Kindergarden (K)

7

小学校

1年生

Elementary School

1st Grade

8

2年生

2nd Grade

9

3年生

3rd Grade

10

4年生

4th Grade

11

5年生

5th Grade

12

6年生

Middle School / Junior Highschool

6th Grade

13

中学校

1年生

7th Grade

14

2年生

8th Grade

15

3年生

High School

9th Grade

Freshman

16

高校

1年生

10th Grade

Sophomore

17

2年生

11th Grade

Junior

18

3年生

12th Grade

Senior

日本の学校生は、「幼稚園・保育園」「小学校」「中学校」「高校」「大学」「大学院」です。

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全国共通で、それぞれの学年は次の通りとなっています。

 

幼稚園・保育園

  • 年少
  • 年中
  • 年長

 

小学校

  • 1年生
  • 2年生
  • 3年生
  • 4年生
  • 5年生
  • 6年生

 

中学校

  • 1年生
  • 2年生
  • 3年生

 

高校

  • 1年生
  • 2年生
  • 3年生

 

大学

  • 1年生
  • 2年生
  • 3年生
  • 4年生

 

大学院

  • 修士1年
  • 修士2年

 

一方、アメリカでは州によって年数は少し変わりますが、学校の区分けは次の通りです。

  • Pre-School
  • Kindergarten
  • Elementary School
  • Junior High-school
  • High-school
  • College/University
  • Graduate school

 

義務教育は日本と同様に18歳までです。

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ただし、アメリカでは義務教育が日本の幼稚園年長にあたるKindergardenの歳から始まります。

 

また、日本の小・中・高は6・3・3制で統一されているのに対し、アメリカは州や学区によって様々です。

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基本的には5・3・4制か6・2・4制が主流となっています。

 

日本の6・3・3制

  • 小学校:6年制
  • 中学校:3年制
  • 高校:3年制

 

アメリカの5・3・4制

  • Elementary School:5年制
  • Middle School/Junior High School:3年制
  • High School:4年制

 

アメリカの6・2・4制

  • Elementary School:6年制
  • Middle School/Junior High School:2年制
  • High School:4年制

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各階層における「学年」の名称は次の通りです。

 

Elementary School

  • 1st grade
  • 2nd grade
  • 3rd Grade
  • 4th Grade
  • 5th Grade
  • 6th Grade(州や学区によってはMiddle School/High Schoolに属する)

 

Middle School / Junior High-school

  • 6th Grade(州や学区によってはElementary Schoolに属する)
  • 7th Grade
  • 8th Grade

 

High-school

  • 9th Grade / Freshman
  • 10th Grade / Sophomore
  • 11th Grade / Junior
  • 12th Grade / Senior

 

なお、High-schoolでは、9th Grade/10th Grade/11th Grade/12th Gradeの表現はほとんど使われず、Freshman/Sophomore/Junior/Seniorの学年名称を使います。

 

Middle School/Junior High SchoolやUniversity/Collegeでも同じく、Freshman/Sophomore/Junior/Seniorの学年名称を使いますよ。

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学年の表現をする際は「I’m High School Freshman」や「I’m Junior at High School 」のように学校と学年を組み合わせて使うことを覚えておきましょう!

 

大学における学年名称の日米比較

一般年齢

日本

アメリカ

19

大学

1年生

University / College

Freshman

20

2年生

Sophomore

21

3年生

Junior

22

4年生

Senior

日本の学校は4月スタートですが、アメリカは9月スタートなので注意しましょう。

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英語で「学年」を説明する際によく使われる用語も例文を交えて紹介していきます。

 

低学年:Lower grades, Lower classes

アメリカではあまり「低学年」と表現しませんが、ひとくくりに「低学年」と英語で表現する際はLower gradesかLower classesを使うと伝わります。

Students in the elementary lower grades are usually really energetic.
(小学校低学年の子供達はいつもエネルギッシュです)

 

高学年:Upper grades, higher classes

「高学年」を表現する時はUpper gradesやHigher classesを使いましょう。

I can’t wait for him to be in upper elementary grades.
(彼が小学校高学年になるのが待ち遠しい)

 

最高学年:Senior year, Final grade/class

高校や大学のようにFreshman/Sophomore/Junior/Seniorを使う学校では、最高学年を「Senior」と表現すると伝わりやすいです。

そのほかのElementary schoolなどにおいては、「Final grade/class」を使うようにしましょう。

She will graduate high school this year as she is currently a senior.
(彼女は今年最終学年のため、高校を卒業予定です)

 

進級:Advanced, Moved up to, Go to the next grade

「進級」はAdvanced、 Moved up toやGo to the next gradeで表現できます。

I passed the exam and will advance to the next grade.
(試験に合格したので、無事に進級できます)

 

留年:Repeat a year, Be held back

「留年」は繰り返しを意味するRepeatを使ってRepeat a yearか、引き留められるの意味を持つHeld backを使ったBe held backを使います。

She is going to repeat her junior year.
(彼女は(留年したため)3年生をやり直します)

 

中退:Dropout

中退を英語で表現する際は、脱落するの意味を持つDropoutを使いましょう。

He dropped out of college.
(彼は大学を中退した)

 

退学:leave school, withdraw from school

「退学」に関しては、直訳すると「学校を去る」の意味を持つ「leave school」か、自分の意思で退学するニュアンスを持つ「withdraw from school」を使うことが多いです。

He had to withdraw from school to take care of his family.
(彼は家族の面倒をみる必要があり、退学を余儀なくされた)

 

他学年:Other grades

「他学年」を英語で表現するさいは、Other gradeを使うと伝わります。

「上の学年」や「下の学年」など具体的に表現したい学年がある場合は、「Upper grade/class(上での学年)」「Lower grade/class(下の学年)」にするとより伝わります。

It’s always great to interact with students from other grades.
(他学年の生徒たちと交流を持てるのは凄く良いことだ)

 

「学年」を表す英語表現まとめ

今回は英語で「学年」をどう表現するかについて紹介をしてきました。

説明の通り、アメリカと日本では学校制度の違いが大きくあるため、違いをしっかりと理解することが非常に大事です。

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正しく使えるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

その他の英単語や英会話フレーズ、英語表現集を下にまとめました!

興味のある記事があれば、ぜひ読んでみてくださいね^^

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