前置詞の「to」と「for」の使い方で迷ったことありませんか?
この記事では、シチュエーション別に「to」と「for」の意味と使い方について解説します!
もくじ
toとforの意味と使い方
結論から言うと 「to」は直接的 「for」は間接的です。
「to」は結びついています。
一方、「for」は相手に届いていない状態です。
こどもえいごぶハッチ
I taught a story to you.(私はあなたに物語を話した)
「私」と「あなた」がいないと、私は物語をあなたに話せませんよね?
私はあなたがいるから物語を話せるわけで直接的に繋がっているので、toを使います。
I cooked cake for you.(私はあなたにケーキを作った)
「私」がケーキを作ること自体は、「あなた」がいなくてもできますよね?
このように、相手がいなくてもできる間接的な繋がりの場合は、forを使います。
〇I teach history to students.(私は生徒に歴史を教える)
✖️I teach history for students. 生徒が直接いないと歴史を教えられないのでtoを使います。
中学生でつまずく「to」と「for」 toを使うかforを使うかは、動詞によって決まります。
- to を使う動詞:give・show・tell・send・teach・lend など
- for を使う動詞:buy・make・cook など
しかし、動詞は無数にあるので、「この動詞はfor」などと丸暗記で覚えるのは意味がありません。
こどもえいごぶハッチ
I go to Narita Airport. 私は成田空港に行きます(直行)
I go for Narita Airport. 私は成田空港に向かいます(途中でどこか寄るかも)
This train is bound to Narita Airport.この列車は成田空港行きです。 この列車は成田空港に直接行きます。(直行)
This train is bound for Narita Airport. この列車は成田空港行きです。 この列車は成田空港の方に行きます(途中停車あり得る)
I bought her a present .私は彼女にプレゼントを買った。
SVOの第3文型に書き換えると「for」が使えます。
I bought a present for her.
何故「to」ではなく「for」なのかというと、彼女がいなくても買うこと自体はできるからです。
文型とは、主語(S)、動詞(V)、目的語(O)、補語(C)の4つの要素を用いて英文の仕組みを表したものです。
S+V(第1文型 ) S+V+C(第2文型) S+V+O(第3文型) S+V+O+O(第4文型) S+V+O+C(第5文型)
英文はこのような構成になっています。 ちなみに、ネイティブはこの文型を知りません。
受動態の時のtoとforの使い方
動詞によってどちらの前置詞を使うか押さえましょう!
1人で出来ることは「for」を使います。
相手が必要なときは「to」を使います。
I gave him this cake. 私は彼にこのケーキをあげた。S+V+O+O
👇 受動態に置き換えると
This cake was given to him by me. このケーキは私が彼にあげた(相手が必要)
I bought her a phone 私は彼女に電話を買った。S+V+O+O
👇受動態に置き換えると
A phone was bought for her by me. 私は彼女に携帯を買ってあげた(一人でできる)
Leave to~とLeave forの違い
Leave toは、「〜に任せる」です。
Leave it to me. 私に任せてください。
I leave it up to you. 私はあなたの判断に任せます。
Leave forは、「〜に向けて出発する」 です。
本来の意味は、「~から離れる」の意味で漠然とした方向を表すので、Leave toではなくLeave forとなります。
I leave Tokyo for Osaka. 私は東京を経て大阪に向かいます。
手紙を書く時のtoとforの違い
手紙を送るときは、「To~」を使います。
From 私の名前(差出人) → To 相手の名前(受け取り人)
For youは「あなたの宛て」という意味です。
手紙を書く時にはあまり使いません。
Dear 〇〇(名前)の方が、より丁寧に感じます。
To 不定詞 For 不定詞について
To 不定詞は、名詞(例:〜すること)の役割をします。
I like to make cake.私はケーキを作ることが好きだ。
To 不定詞は形容詞(〜するための)の役割もします。
I want something to eat. 私は食べるための何かが欲しい→食べ物が欲しいとなります。
To 不定詞は副詞(〜するために)の役割もします。
I trained very hard to beat them.私は彼らを倒すために一生懸命訓練した。
一方、For 不定詞は主語になります。
It is dangerous for kids to swim in this pool. 子供たちがこのプールで泳ぐことは危ない。
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