- 「英語が全くわからない中学生向けの勉強法は?」
- 「苦手な人もできる英語の勉強の仕方や手順を知りたい!」
- 「中学生の子供が英語ができない…どうすればできるようになるの?」
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
英語が全くわからないし授業にもついていけなくて困っている学生は多くいることでしょう。
わからない人にとっては、何がわからないのかもわからないし何から始めたらいいのか不安ではありませんか?
この記事で紹介する「勉強手順」を実践すれば、英語が全然できない人も今すぐ勉強を始められて少しずつわかるようになりますよ!
実は私も中学のときに同じように悩んでおり、実際にこの勉強法で解決できました。
今回の記事前半では勉強方法や手順について、後半では英語の苦手意識をなくせる習慣を解説するので、ぜひ参考にしてください。
すぐに英語の勉強方法について知りたい方は、初めに「英語が全くわからない中学生がやるべき勉強法」を見てみましょう!
もくじ
英語が全くわからない中学生がやるべき勉強法
英語が分かるようになるためには、次の3つの項目を理解できている必要があります。
- 英単語
- 英文法
- 発音
例えば、文法は言語のルールであり、正しい順番で単語を並べれば書いたり話したりできます。
もし適当な順番で間違った使い方をすると、正しいニュアンスで伝えられません。
また、英単語、文法、発音を学ぶ際に音読がとても効果的なのでぜひ取り入れてみると良いでしょう。
それぞれ詳しく解説するのでご覧ください。
勉強法①:基礎の英単語を繰り返して覚える
英語が全くわからない中学生は英単語を覚えておく必要があります。
中学英単語は英会話でも頻出で、相手に気持ちを伝えるのに必要だからです。
例えば、appleやbagなどの単語はすでに知っていたり、日本でもよく使われていたりするので覚えやすいでしょう。
覚えている単語よりも、教科書にのっているもので意味をなかなか覚えられない単語を繰り返し見たり声に出したりして練習すると覚えやすいです。
たった15秒でも同じCMで俳優や芸人を1日に何回も見ていると、気づかないうちに覚えていることがありますよね。
難しい単語を覚えるときも同じで、反復すると簡単に覚えられるのでおすすめです。
勉強法②:基礎英文法を学んで使ってみる
教科書に載っている英単語を覚えたら、英文法を理解して使う練習をします。
教科書にのっている文は、簡単な単語と文法が使われているので教科書にある文法を学習しましょう。
文法がわからないと、英語を見たり聞いたりしても意味を理解できません。
英文法は英語の文を成り立たせているルールなので、そのルールを無視していると難しい文は理解できるはずもないのです。
文法が理解できたら、学習した単語を入れ替える工夫をして、多くの文を作ってみましょう。
例えば、I like playing soccer.という文から「like」の単語以外を入れ替える練習をします。
主語や目的語や動詞を入れ替えたり、否定文や疑問文にしたりすると以下のように無限に文が作れます。
- I like playing tennis.
- She likes playing the piano.
- My mother doesn’t like eating natto.
- Do you like her?
日本人が英語を使えないのは、単語や文法を知っているのにアウトプットが圧倒的に足りないからです。
実際に話す相手がいなければ独り言や、言語交換アプリ、学校の先生に話してみる方法がおすすめです。
教科書の英文法を学んだら、すぐに使ってみましょう。
とはいえ、「そもそも英文法を学ぶのが苦手」といった方も多いです。
英文法が苦手で一人で学習を進めるのが難しい場合は、英文法が得意な講師に指導してもらうことをおすすめします。
基礎である文法でつまづいてしまうと、その後の学習内容が入ってこず苦労しますからね。
英文法を教えてもらう方法で1番便利なのが、オンライン塾で英語の授業を受ける方法です。
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勉強法③:正しい発音を学ぶ
リスニングやスピーキングにより磨きをかけるため、正しい発音の習得も必須です。
英語を話せない人は、正しい発音を学んでいないことがよくあります。
私が中学生の頃は、塾の先生にbasketballという英単語のスペルを覚えるために、「バスケットバルル」と教えられていました。
他にも、Wednesdayやsometimesなどスペル重視で、発音は無視して学習していました。
するとリスニング問題や会話で実際の発音を聞いた時に、単語は知っているのに発音を知らないから意味がわからなかったんです。
学校の授業では、発音記号を学ばない学校も多くあります。
発音記号は難しい印象があるかもしれませんが、リスニングや会話においてとても重要であなたのこれからの英語学習にも影響します。
YouTubeでも本でもいいので、必ず学ぶようにしましょう。
正しい発音を学べているか確認するために、英語の先生に聞いてもらったりスマホで自分の英語を録音してみたりすると良いです。
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勉強法④:繰り返し音読する
英単語の意味や文法、正しい発音を学んだら繰り返し音読することをおすすめします。
繰り返し音読することで、基礎の英単語や文法、発音を体で覚えることが可能です。
教科書で勉強してきた人は、そのまま教科書の英文を音読し、他の参考書を使っている人はその参考書を音読しましょう。
ポイントは以下の3つです。
- 意味を理解しながら音読する
- できるだけ音源を真似て発音する
- 慣れてきたら抑揚をつけたり音読スピードを上げたりしてみる
意味を理解せずに発音したり、間違った発音で音読したりしても意味がないです。
意味を理解していなければ思考停止状態なので、英語がわかるようにはなりません。
正しい発音で意味を理解しながらしっかりと音読を繰り返しましょう。
間違った発音で音読すると癖になり正しい発音を聞いてもわからないようになるので注意が必要です。
英語が全くわからない中学生におすすめの教材
ここでは英語が全くわからない中学生にもおすすめの教材を紹介していきます。
以下の2冊がわかりやすいのでぜひチェックしてみてください。
- 教科書ワーク
- 中学英語をひとつひとつわかりやすく
それぞれの特徴をみていきましょう。
教材①:教科書ワーク
教科書ワークとは、教科書会社から許可を得て作成した「教科書準拠」の教材のこと。
目次や単元が教科書と同じ順番で学びやすくなっています。
授業についていけないくらい英語がわからない生徒におすすめの教材です。
教科書ワークには次の特徴があります。
- カラーで図解付きの説明が分かりやすい
- 教科書と同じ順番、内容なので授業についていきやすい
他の問題集と違い、教科書の内容をより分かりやすく図解つきで説明しているので授業の予習や復習、テスト対策にも使えます。
教科書ワークの注意点
教科書ワークを使う方は、次の点には注意しましょう。
- 他の本と間違って買いやすい
- 例文が少ない
教科書ワークはそれぞれの教科書に準じて作成されています。
別の教科書をもとに作られた教科書ワークは参考にならないので使えません。
間違って買いやすいため、もし購入する際は気をつけてください。
また、かなりの初心者向けでわかりやすく説明してありますが、例文やワークは他の問題集と比べても少ないです。
ある程度理解ができるようになったら他の問題集を使うようにしてください。
教材②:カラー図解 トコトンていねいな英文法レッスン CD付き゠中学英語が短期間に復習できる参考書
中学3年生になり高校受験を考えないといけない時期になると、英語が全然わからない状態だと焦るのではないでしょうか?
本書には次の特徴があります。
- カラー図解付きで丁寧な説明
- 英語が苦手な方にわかりやすく解説
- 問題集やCDも付属
中学英語の教師として30年以上教えてきたひだかたかのり氏が英語の仕組みをわかりやすくまとめています。
英語の仕組みや文法が全くわからない方も、少しずつ理解しレベルアップできるでしょう。
音源にはゆっくりスピードとネイティブの速いスピードの2種類があるのでぜひ活用してみてください。
英語が全くわからない中学生が苦手意識を克服する3つの習慣
英語の習得には長い時間が必要です。
次の3つの習慣を身につけることで、インプットとアウトプットを増やし苦手意識を克服できます。
- 英語で自分の好きなことに触れる
- 英語の先生に話してみる
- 自宅でもアウトプットの機会を作る
1つずつ詳しく解説していきます。
習慣①:英語で自分の好きなものに触れる
日本人は単純に勉強時間が足りていないです。
英語に慣れていないために苦手意識が生まれるので、英語に慣れるためにもたくさん英語に触れることは大切と言えます。
好きなものであれば、勉強と思わずに続けていけるので自分の好きな学習方法を見つけましょう。
- 好きなYouTubeチャンネルの動画
- 映画やドラマ
- 音楽
- 本
- ポッドキャスト
私は映画やドラマが好きで、学生の頃に毎日見ていました。
私が実際にやっていたドラマを使った勉強法
実際に行っていたやり方は次のとおりです。
- 日本語字幕で見て内容を把握する
- 英語音声英語字幕に変えて見てみる
- 気になった単語やフレーズを調べたりメモする
気になったフレーズを自分で音読してみるのもとってもおすすめ!
学んだフレーズは実際の英会話でも使えるので、ぜひ試してみてください。
もし英会話をする機会がない場合は、ネイティブキャンプなどのオンライン英会話を始めて実際に使う機会を作りましょう。
同じタイトルのドラマや映画を何度も何度も繰り返してみるのをおすすめしている人もいますが、個人的にはつまらなくなるので他のものに変えた方が良いと感じています。
おすすめのドラマや映画
私のおすすめは「フレンズ」や「ビッグバンセオリー」です。
コメディで終始笑えるドラマでした。
何度も見たくなる要素が詰まっていて、英会話にも使えるフレーズが頻出なので見てみてください。
他にも、ディズニーやジブリ、日本のアニメなどすでに見たことあるものだと続けやすいと感じました。
「ドラゴンボール」や「ワンピース」を英語字幕や英語音声にしてみると、英語でこういう風に言うんだとたくさん学びがあったのを覚えています。
U-NEXTではこれらのドラマやアニメが視聴でき、他の動画配信サービスに比べても見れる本数が圧倒的に多いためおすすめです。
無料体験期間が31日間あるので、楽しく英語学習できる自分にあったドラマ・アニメをじっくり見つけられますよ!
とにかく多くの時間英語に触れていくのが大切なので、まずは自分の好きなものから始めてみてください。
習慣②:英語の先生に話してみる
中学生なら学校に英語のネイティブの先生がいると思いますので積極的に話しかけてみましょう。
ネイティブの先生に積極的に話しかけてくる生徒はいないはずなので印象に残るでしょうし、特に授業で学んだフレーズを活かして話をすると先生もきっと喜んでくれるはずです。
実際に先生に英語で話しかけるのは、恥ずかしく周りの友達にはみられたくないかもしれません。
しかし、無料でできて普段からやりやすいアウトプットの方法なのでおすすめしています。
私も中学生のころに、英検や入試の面接で英会話が必要になったため練習で英語の先生に付き合ってもらいました。
そのときに、もっと英語で話しかけていれば良かったなと後悔したので、今の中学生にはぜひやってもらいたいです。
習慣③:自宅や外でアウトプットの機会を作る
インプットをしたらどんどんアウトプットの機会を作りましょう。
今回は、中学生でもできるアウトプットの方法では次の3つがおすすめです。
- 英語で今思っている気持ちを独り言で言ってみる
- オンライン英会話を試してみる(無料プランで試してみる)
- 英語で日記をつけてみる
「I think〜」や「I feel〜」、「I want to〜」など自分を主語にして独り言を言ってみましょう。
日記や独り言で作ってみた文をそのままオンライン英会話で使ってみるのもおすすめです。
オンライン英会話は、英語が全くわからない中学生にはハードルが高いかもしれません。
しかし講師は、英語が全くわからないに対して指導した経験も豊富で、一生懸命理解しようとしてくれます。
インプットしても使わなければ意味がないので、これを機会にオンライン英会話も活用してみてください。
ネイティブキャンプは月額6,480円と高めの料金ですが、24時間何回でもレッスンを受けられるのでコスパが非常に良いと言えます。
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番外編:高校生を含む日本人が英語が全くわからない3つの理由
英語が苦手な人は中学生だけでなく、大人でも苦手な人は多くいます。
どうして苦手なのでしょうか?
その理由は以下の3つです。
- 日本語と仕組みが違いすぎる
- 完璧主義で間違いを恐れる
- アウトプットの機会が少なすぎる
理由①:日本語と仕組みが違いすぎる
日本語と英語を比較すると、語順や発音などの仕組みが違いすぎて習得にかなりの時間を要します。
欧州などの英語と似た言語を話す人は、英語と仕組みやルールが似ているため英語の習得も速いと言われているのです。
英語という言語の構造上習得に時間がかかり、多く日本人が挫折し苦手意識を持っています。
理由②:完璧主義で間違いを恐れる
日本人は他人と違うことや、間違ったことをするのを恐れる国民性があります。
例えば、このような人があなたの周りにいませんか?
- 英語の発音がいい人でも、あえて下手なふりをして教科書を読む人
- 意見を求められたとき周りからの批判を恐れて発言しない
私自身も授業の中で「この問題わかる人?」と聞かれた時に、分かっていてももし間違っていたらどうしようと間違いを恐れて発言ができないことが多くありました。
私は海外へ1年の留学経験があるのですが、日本人と違って外国人はとても積極的に発言をしていました。
自分ももっと意見を主張するべきだなと感じさせられたのを強く覚えています。
堂々と自分の意見を発言してみると、自信がついたり周りの人とも交流しやすくなるでしょう。
理由③:アウトプットの機会が少なすぎる
そもそも日本人が英語が苦手なのは、普段英語を使う機会が少なすぎるからです。
使う機会がないと英語を学んでも定着することはないので、使えるようにはならないでしょう。
観光客やビジネスマンを見ても、以前と比べて多くの外国人を街中で見ることが増えています。
しかし普段の生活では、わたしたちは英語を使えなくても日本語だけでまだまだ困らず生きていけます。
あなたや家族、友人などの生活を振り返ってもおそらく英語が必要だった経験はほとんどないことでしょう。
日本にいながらでも英語を使う機会が増えてきているので、海外に行かない人も英語を学んだほうが良いです。
交流会や言語交換アプリ、オンライン英会話などを使って自分から英語を使う機会を積極的に探していきましょう。
英語が全くわからない中学生のための勉強法まとめ
今回は、英語が全くわからない中学生に向けて勉強法や教材を紹介してきました。
まずはわからない原因や、正しい勉強法を理解することが大切です。
そして、インプットとアウトプットを繰り返したくさん英語に触れていくことで、少しずつレベルアップしていけます。
ぜひ使える英語を身につけていきましょう。
他にも役に立つ情報を発信しているのでご覧ください。
中学生におすすめのオンライン英会話は、下の記事でも紹介しています。
中学生におすすめのオンライン英会話の中でも、英検に強いオンライン英会話は次の記事で紹介しました。