- 「英検3級を初めて受験するけど、ライティングが特に不安だな」
- 「英語を書くのが苦手だから対策をしておきたい」
英検3級の筆記試験では、4級と5級にはなかったライティングが登場しますね。
英語を書くための対策でどうすべきか悩んでいませんか?
私は英会話講師として、多くの中学生を英検3級の合格に導いてきました。
その経験を活かし、英検3級のライティング初心者が知っておくべき10個の対策方法を紹介します。
この記事を読むと、初めての受験で抑えておきたいライティングのポイントや、具体的な対策方法を知ることが可能です。
英検3級に受かりたいあなたはぜひ、最後まで読んでみてくださいね!
こどもえいごぶハッチ
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もくじ
英検3級のライティングの採点基準
英検3級のライティングの解答は4つの観点で採点され、満点は16点であると公表されています。
①内容 | 課題で求められる内容(自分の考えとそれに沿った理由2つ) | 0~4点 |
②構成 | 英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか | 0~4点 |
③語彙 | 課題に相応しい語彙を正しく使えているか | 0~4点 |
④文法 | 文法的に正しい英文が書けているかどうか | 0~4点 |
参考:ライティングテストの採点に関する観点および注意点(3級)_公式財団法人日本英語検定協会
①の内容は、自分の考えとその理由2つを明確に書くことです。
質問に対する答えになっていないと減点になるので注意しましょう。
②の構成では、接続詞などを使用して文の流れを作るようにしましょう。
英文を書いたら必ず読み返し、分かりにくい答えになっていないか確認してくださいね。
③の語彙は、質問に対して適切な意味の単語を使うようにしましょう。
英語ではない単語(hinamatsuriなど)を使う時は説明を加えなければいけません。気をつけてくださいね。
④の文法は、正しい文法を使いましょう。
私がライティング対策を指導していたとき、文法を意識し過ぎて書き進められなくなる生徒がいました。
特に初心者の人は、正しい文法に過剰にとらわれず、まずは自分が言いたいことを英語で表現するところから始めてみてくださいね!
次は出題傾向についてみていきましょう。
英検3級のライティングの出題傾向
英検3級のライティングは、QUESTIONが1題だけ出題されます。
傾向としてDo you〜?で始まる文や、What〜?Which〜?などの疑問詞から始まる英文で質問されることが多く、日常の出来事や好きなものについて問われます。
下の表の内容は、2022年と2021年に出題されたQUESTIONです。
①Do you like eating in parks? | 2022年度–第2回 |
②Do you like going festival in summer? | 2022年度–第1回 |
③What do you enjoy doing on weekends? | 2021年度–第3回 |
Do you〜?で始まる疑問文や疑問詞から始まる英文が多い事がおわかりいただけたでしょうか?
次の章では、英検3級のライティングで注意することについて抑えていきましょう!
英検3級のライティングで注意すること
英検3級のライティングで解答する際、語数と理由に注意してください。
語数は25~35文字、2~3文程度で書きます。
文字数を意識しながら、文が長過ぎず短過ぎないように解答しましょう。
また主張に対し、2つの理由を明確に述べます。
似通っているものではなく、違う目線で理由を書くようにしましょう。
たとえばDo you like eating in parks?で、Yesと答えたとします。
理由2つを述べるとき、公園で食べるのは「①気分がいいから好き」と「②すっきりした気分になるから好き」と表現したとします。
できれば2つ目の理由は「気分」ではなく、「ご飯を食べた後にボール遊びができるから好き」など、1つ目の理由と異なる目線で答えていきましょう。
次の章ではライティングの対策方法を詳しく説明しているので、参考にしてみてください。
英検3級のライティング3つのポイント
英検3級のライティングを練習する際、次の3つのポイントを抑えて対策してみましょう!
- ポイント①:簡単な日本語で理由2つを考える
- ポイント②:文の構成を元に書く
- ポイント③:使える表現を覚えておく
ポイント①:簡単な日本語で理由2つを考える
まずは簡単な日本語で理由2つを考えてみてください。
なぜなら難しく考えてしまうと、ミスをしやすくなってしまうからです。
たとえば、Which do you like better, summer or winter?という質問であれば、「夏が好きだな」と考えたとします。
そこで「なんで夏の方が好きかな?」と考え
- 「①自分の誕生日が8月21日で、友達がプレゼントをくれるから」
- 「②家族と潮干狩りができるから」
の2つの理由を思いつくとします。
このとき「潮干狩り」を英語で伝えようと思うと難しそうですよね?
そこで②の理由を「家族と海に行けるから」と簡単に表現すると、書きやすくなります。
できるだけシンプルな表現や単語で答えることを心掛けてくださいね!
ポイント②:文の構成を元に書く
英検3級のライティングは、自分の意見、理由①、理由②の順で書くようにしましょう。
たとえば、QUESTIONがWhich do you like better, summer or winter?だとします。
この時、自分の意見、理由①、理由②の順で解答したとすると、次の構成になります。
自分の意見 | I like summer. (3語) | 夏が好きです。 |
理由① | First, my birthday is August 21 and my friend gives me a present.(13語) | 誕生日が8月21日で、友達がプレゼントをくれるから。 |
理由② | Second, I can go to the beach with my family during summer vacation.(13語) | 夏休みに家族と海に行ける から。 |
このように、自分の意見、理由①、理由②と書くことで、流れがスムーズで分かりやすい解答になります。
またbecauseやandを使うことで文に繋がりができ、論理的な表現が可能です。
次の章では使える接続詞や表現を紹介しているので、確認してみてくださいね!
ポイント③:使える表現を覚えておく
使える表現を事前に覚えておきましょう。
覚えておくと便利な接続詞と表現を、下の表に例文とともにまとめてみました。
英検3級のライティングで活用できて便利なので、覚えておいてくださいね!
使える接続詞 | 意味 | 例文 |
because | なぜなら | I like pizza because it’s so good. |
also, | また、 | I play games with my friends. Also, I do my homework. |
and | そして | I want to be a nurse and help many people. |
for example, | たとえば、 | I want to go abroad. For example, I’m interested in Korea. |
First, | 第一に、 | I have two reasons. First, I like music. |
使える表現 | 意味 | 例文 |
It is ◯ for me to ~ | ~することは私にとって◯だ | It’s interesting for me to read books. |
I want to V~ | 私は~したい | I want to play the piano. |
I like to V (~ing) | 私は~のが好きだ | I like to play (like playing) soccer. |
I can~ | 私は~できる | I can run faster than my friend. |
英検3級のライティングで困ったときの4つの対策方法
私がライティング指導をしていたとき、生徒たちは大抵4つのパターンでつまずいていました。
この章では、そんな立ち止まる4つの場面を想定したときの対策方法をピックアップしました。
- 文字数が足りないときの対策法
- スペルが書けないときの対策法
- 時間内に解けないときの対策法
- どうしても理由が思いつかないときの対策法
事前にできる対策も含めてご紹介しますね!
文字数が足りないときの対策法
ライティングをしていると、あと2~3文字足りないときがあります。
そんなときは、「いつ」「どこで」「誰と」を加えて文を長くしてみてください。
たとえば、What do you usually do after school?という問題が出たとすると、
I usually play the piano. I have two reasons. First, I want to be a pianist. Second, it’s so fun to play it.と解答したとすると、全部で23語で少し足りないです。
このときat home「家で」やin the future「将来」といった情報を付け加えると、文が長くなります。
できるだけ具体的に25~35語の文量で書いていきましょう。
事前練習では、理由を具体的に深く探って書くように意識してみてください。
たとえば「なぜいつも放課後にピアノを弾くのか?」「ピアノを弾くとどんな気持ちか?」といったように、自分に問いかけてみましょう。
理由を深く探ることで、自分のエピソードをすぐに見つけられます。
スペルが書けないときの対策法
ライティングをしていると、スペルが書けなくて立ち止まるときがあります。
そんなときは、書ける英単語で表現するように心掛けましょう。
たとえばWhat do you want to do this winter?という質問に対し、「考古博物館に行きたい」と考えたとします。
考古博物館は英語でarchaeological museumと表現しますが、これは単語を書くのが大変そうですよね。
シンプルにmuseumだけを書くようにしましょう。
つづりが長く見たことのない単語や表現を避け、今自分が書けそうな単語だけで表現しましょう!
事前にできる対策として、スポーツに関する質問ならbasketballを使おう、季節ならspringにしておこうと答えの道筋を大体決めておくのも1つの方法です。
たとえばWhat sports do you like the best?と聞かれたら、I like basketball.にして、バスケが好きな理由を2つ決めておくと、本番で落ち着いて解答ができます。
もしbasketballが書けないなど、練習時に解答で必要な英単語が書けなかった場合、ノートにまとめておきましょう。
ノートの右側に意味、左側に英単語を書いて、自分専用のオリジナル単語帳を作ってみてください。
実際に私が指導してきた生徒たちにも実践してもらって、単語が書けるようになりました。
試験本番で慌てないためにも、準備は念入りにしておきましょうね!
時間内に解けないときの対策法
時間内に問題が解けないときがあります。
特にライティングはリーディングパートの後半なので、注意しましょう。
ポイントは、主張を迷わないことです。
これ!と決めたら、最後まで突き通すことで時間ロスを防げます。
たとえばWhich do you like better, rice or bread?と聞かれたら、riceに決めたとします。
そこでできるだけ早く理由2つを日本語で考えてみましょう。
悩みすぎると時間がすぐに経ってしまうので、気をつけてくださいね。
riceと決めたらご飯をイメージして、書けそうな理由を慌てず決めていきましょう。
事前にできる対策として、時間配分を意識した練習をしておくことです。
筆記試験は50分。
前半に35分、ライティング10分、5分見直しの時間を残しておくと安心ですね!
10~15分ほどで解けるように練習しておきましょう。
どうしても理由が思いつかないときの対策法
ライティングをしていると、どうしても理由が思いつかないときがあります。
たとえば、Do you like playing sports?と聞かれても、Yes,I like playing tennis with my friends.のように、1つしか理由が思いつかないときもあるでしょう。
そんなときは思い切って、他のスポーツを思い浮かべてみます。
たとえばテニスをする以外にも泳ぐことが好きだった場合、そのほうが書きやすければそちらで解答を進めてみてください。
英検は試験なので、自分が本当に言いたいことよりも理由がはっきり思い浮かび、伝えやすい内容を選んでいきましょう!
英検3級のライティング問題を学校の先生に添削してもらおう
英作文ができたら、必ず誰かに添削してもらいましょう。
なぜなら一人で書いていると、冠詞が抜けていたり、文法がおかしかったり、自分だけでは気づけないことがあるからです。
一度書いた英文は先生にみてもらってくださいね。
英検3級ライティングが楽しくなる!日常で使える3つの対策方法
日常生活を送る中でも、ライティングを鍛えていきましょう。
なぜなら英語を書くことが楽しくなり、色んな表現や単語を自然に身につけられるからです。
日常生活でもできるライティング対策を3つ紹介します。
- 対策①:英語でどう表現するかを考えてみる
- 対策②:英語で日記を書いてみる
- 対策③:動画に英語でコメントをしてみる
対策①:英語でどう表現するかを考えてみる
英語でどう表現するかを、日常生活で考えてみましょう。
たとえば、あなたが本屋に入ったとします。そこで心の中で独り言のように、
“I want to read a comic book. I have two reasons. First, it is exciting for me to read one. Second, I can relax to read one at night.”
と、漫画を買いにきたついでに、読みたい理由を考えてみてください。
構成、語彙、文法の練習、英検に使える表現の復習になります。
何気ない日々の行動を英語でどう表現するのか?と考える習慣は表現が増えるきっかけとなり、英検3級の面接対策にも効果的ですよ!
対策②:英語で日記を書いてみる
英語で日記を書いてみましょう。
その日の出来事を寝る前やお風呂に入る前に書くというふうに時間を決めて習慣にすると、毎日書くための時間を作れます。
1日2、3文、日記を日々の習慣に取り入れると楽しく学習できますよ。
対策③:動画に英語でコメントをしてみる
YoutubeやSNSに英語でコメントしてみましょう。
洋楽や海外の動画に英語でコメントすることで、誰かに自分の英語が見られている感覚を味わいます。
その動画や投稿が好きな理由や感想をコメントすると、英語の表現力がつきます。
分からない単語は「〇〇 英語」とネットで検索すると意味を確認できたり、辞書を使ったりすると、単語の具体的な使い方を知ることが可能です。
どう表現するか疑問に思ったら、すぐに調べる習慣を身につけてみてくださいね!
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まとめ:しっかり準備をして英検3級のライティングで得点を取ろう!
ライティングは、しっかり準備をしておくことで安心して試験本番に挑めます。
不安要素はできる限り減らしておきましょう。
この記事を参考に、英検3級合格を目指してみてくださいね!
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